スズキです。
昨晩はストロベリーポットさんで定例のワイン会。
ちょっと体調が悪かったのですが、アルコールを飲んだら調子が上がっちゃいました♪

今回もブラインドでスタート。
五感をフルに活用し、隠れテーマを皆さんと探っていきました。
ブラインド・テイスティングは面白いです。
鋭いご指摘、的確なコメント、皆さん素晴らしかったです!!
(いつも私が勉強させて頂いております、ハイ。)

? 潔いキレの良さ!!
  さすがピレネー山脈麓リムーのシャルドネ100%のブラン・ド・ブランです♪
  スターターとも言えるスタンダード・スパークリングに、
  複雑味、厚み、ふくよかさはいらないかもしれません。
  シャルドネのキレイなライン、細かい泡立ち、すっきりしたエレガントさがあれば…。
ジャン・ルイ・ドゥノワ ブラン・ド・ブラン・シャルドネ・メトッド・トラディショナル NV
【フランス/ラングドック地方(リムー)/スパークリング(白)/すっきりした辛口/シャルドネ種100%/税抜¥1.980-】



ジャン・ルイ・ドゥノワ氏は、シャンパーニュ地方ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区で5代続く家族経営シャンパーニュ・ドメーヌに生まれます。
枠に収まり、そのまま6代目になることを嫌ったジャン・ルイは、ボーヌで醸造学を専攻、経済とマーケティングも学んだ後、ワインの新世界に飛び出します。カリフォルニア、オレゴンのピノ・ノワールのコンサルタントを勤め、そしてオーストラリア、ニュージーランドを経由し、南アフリカへ。
南アフリカでは国内初の「ブラン・ド・ノワール」と「ケープ・クラシック」の立ち上げに関わります。

フランスに帰国後、南仏に身をおきドメーヌを立ち上げます。南仏リムーは、
海からは遠く、ピレネー山脈の麓に位置するラングドックでも最も南西に位置しています。標高400mに位置する畑は西風が吹き抜け、ラングドック南部でも最も冷涼なブドウ栽培地としてしられます。ピノ・ノワール種とシャルドネ種が成熟するのは他の産地と比べて5週間も遅いそうです。

ジャン・ルイ・デュノワ氏は、土着のモーザック種ではなく、ピノ・ノワール種とシャルドネ種にこだわり続けるスペシャリストとして注目されています。
収穫は全て手摘みで厳しい撰果を行います。房のままプレスし、200?のブドウに対し100?のプレス果汁を使います。1次醗酵の一部を4〜5年ものの500ℓ樽で行い、後瓶内2次醗酵に進みます。

外観は輝きのあるイエロー。泡立ちは粒が小さく、持続性のある泡立ちです。
香りは、グレープフルーツやシトラス系のヒントに、若干のビスケットのニュアンス。味わいは、フレッシュでキレのあるアタックの辛口です。
シャープな酸味がしっかり主張するスタイルは、キレが良くアフターまで続きます。適度な果実味は脇を締め、でしゃばることはありません。
泡立ちの質感は滑らかで持続力があり、さすが瓶内2次醗酵モノですね♪
※ヴィンテージ、価格、エチケットは変更になる場合がございます。


 ?《フェリーヌ・ジョルダン》のシャルドネは、いつもリッチ!!
   近隣の蔵元も、彼女が造るブドウを欲しがります♪
フェリーヌ・ジョルダン IGP コトー・デュ・ブスィユ・シャルドネ2014【フランス/ラングドック/白/フルーティーな辛口/シャルドネ100%/税抜¥1.380-】


外観は輝きのあるイエロー。オレンジやリンゴ、メロン、ヘーゼルナッツ、アカシアのハチミツのヒント。
フレッシュなアタックのドライでスタイリッシュな味わいです。酸味は調度良いヴォリュームで、適度な果実味とシンクロしています。ジューシーなフィニッシュは、守備範囲の広いマリアージュを約束してくれるでしょう。とても使い勝手が良く、素晴らしいコスト・パフォーマンス!!

【フェリーヌ・ジョルダン】
このドメーヌは、現在注目の集まりつつあるラングドックのアペラシオン、「ピクプール・ド・ピネ」のスターです。そのワインは、『ニューヨークタイムズ』から『デキャンター』まで、多くから絶賛されています。ユニークなブドウ品種ピクプールの名前に由来するこのアペラシオンは、モンペリエのすぐ南、地中海沿岸に位置します。そこは、冷たい北からの風と湿気と活き活きとしたフレッシュさを与える海風が地中海の太陽を和らげてくれる、白ワインに適した素晴らしいテロワールがあります。クロード・ジョルダンは、シャルドネ、ルーサンヌ、ソーヴィニヨン・ブランから信じられないほどコスト・パフォーマンスの高い白のヴァラエタルワインのズバ抜けたラインナップを造っており、どのワインも実際の価格よりもっと高価なワインのような味わいを楽しませてくれます。
実はこの地のワインに精通した現地のネゴシアンからも欲しい欲しいと言われているそうです。
美味しさの“秘密”は、周囲の生産者の誰よりも少し遅く収穫をすることです。
これにより、キーと成るフレッシュさを失うことなく、より力強くリッチな香りを得ることができるのです。これらのワインは、地中海の魚や魚介類と完璧なマリアージュを見せてくれます。
実際、近隣の街ブジーグは、《フェリーヌ・ジョルダン》のブドウ畑に隣接するラグーンの養殖場で採れる牡蠣で有名な街です。地元の素晴らしいレストランが採用していることからも分かるように、ピクプールは牡蠣に合わせるワインとして当然の選択のワインとなります。
※ヴィンテージ、価格、エチケットは変更になる場合がございます。


 ? フランス2大ワインガイドでも絶賛されるトップシャトーの蔵出モノ!!
   しかも歴史的な傑出ヴィンテージでご紹介!!
シャトー・ペシェ・ラット コルビエール・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2000
【フランス/ラングドック/赤/辛口/フル/税抜¥1.980-】
カリニャン50%、シラー30%、グルナッシュ10%、ムールヴェードル10%
   


石が多い粘土石灰質土壌。樹齢はカリニャンが70年以上、他は平均40年。収量は35hl/ha。ステンレスタンクで10ヵ月間熟成。
城塞都市カルカソンヌから南東に25km、コルビエール地区のラグラス村に所在するこのシャトーは、そのブドウ栽培の歴史を12世紀まで遡ることができるという名門です。
南仏におけるビオロジー栽培のパイオニアとして知られ、早1990年には「エコセール」の認証を取得しています。

1999年にブルゴーニュの老舗メゾン「ルイ・マックス」の所有となって以降、醸造長フィリップ・マティアス(写真)の下で国際的な評価を高め、今日では、フランスの2大ワインガイド「Le Guide des Meilleurs Vins de France」と「Bettane & Desseauve」のいずれにも掲載されるなど、南仏を代表するシャトーのひとつに数えられるようになっています。

ご紹介するバックヴィンテージは、「ルイ・マックス」のフィリップ・バルデ社長の太鼓判!!
『20年以上前から完全無農薬栽培を行っているため、味わいの深さにおいて他の生産者のワインに負けない水準であると自負しております。日本の皆さんが、このワインを飲んで幸せな気持ちになっていただけたなら、本当に嬉しく思います』(バルデ社長)。

外観が濃いガーネット色。粘性も強く、アルコール感の高さを想像できます。(13%)香りは、黒系ベリーを中心に、ノン・バレルものですがローストしたコーヒーや燻したヒントも感じられます。味わいは、丸みを帯びた果実味がアタックする辛口です。まだまだパワフルで、ビッグ・ヴィンテージをそのまま液体に閉じ込めたような“熱量”を感じます。飲み応え感を期待しながらも、落ち着いたスタイルをお求めならば、ド・ストライクなコルビエール・ルージュですね。
※ヴィンテージ、価格、エチケットは変更になる場合がございます。

 ?“凝縮感”+“やわらかさ”を併せ持つ、まさに鉄板ワイン!!
  作り手さん曰く、このワインは有機ワインのベースであり、今手掛けている  他の有機ワインもこのワインを手本にしているそうですよ♪
ジャン・クロード・マス マス・デ・タンヌ・リザーヴ2013
【フランス/ラングドック地方/赤/辛口/フル/税抜¥1.800-】
オーク樽熟成10ヶ月(新樽40%)                  
カベルネ・ソーヴィニヨン55%、グルナッシュ35%、ムールヴェードル10%


南フランスの恵みをたっぷり受け、有機栽培で育てられたブドウだけで造られる《ジャン・クロード・マス》のプレミアム・レンジがこの「マス・デ・タンヌ・リザーヴ」です。
外観は濃いめのルビー色。粘性も強くアルコール度数の高さを物語ります。香りは、プラムやブラックベリーなど黒系ベリーを中心に、スパイスやバニラのヒントも感じられます。味わいは、凝縮感のある濃厚なアタックの辛口です。果実味の厚みやコクがありながらも、脇からしっかり支える酸味が味わいをダレさせません。有機転換された樹齢50年の畑からのブドウが液体になると、こんなにも“パワフル&シスキー”、大振りのグラスでゆっくり利きたいワインですね。

《ジャン・クロード・マス》
高品質であると同時に「ヴァリュー・ワイン」であることにこだわり、今ではリーズナブルな価格で本格的なスタイルを貫く生産者として高く認識されています。
オーナーであるジャン・クロード・マス氏は、受け継いだテロワールを重視する一方、最新の醸造技術やアイデアを取り入れ、革新を続けています。
※ヴィンテージ、価格、エチケット等は変更となる場合がございます。


? あるブラインド・テイスティング会で、
  かの「シャトーマルゴー」を押さえ鮮烈なデビューを飾ってから早10年オーバー、
  レオン・バラルはますます進化しています!!
  看板ワインの“ジャディス”は、パワーと瞬発力を併せ持つ、トップアスリートの様相です。
  “エレガンス・ラングドック”のトップランカーが贈る自信作、本当にオススメです!!!
ドメーヌ・レオン・バラル フォジェール “ジャディス” 2010
【フランス/ラングドック地方/AOCフォジェール/赤/辛口/フル/税抜¥3.780-】
カリニャン種50% シラー種40% グルナッシュ種10%  
 


父レオンの代は協同組合にブドウを全量売っていましたが、1993年子息ディティエが醸造施設を購入し、醸造、元詰めを始めました。
翌年1994年ヴィンテージで、すでにラングドックを代表する作り手として名声を獲得してしまいました。しかし、彼は実験精神旺盛で、高い理想に向かって様々なチャレンジを試みています。結果、ワインは年々洗練されてきています。
初期の頃と比較して醸造方法も変えています。現在は醸造過程ではSO2(酸化防止剤)を一切使用していません。日本よりアメリカ市場では、すでにブレイクして久しい人気ドメーヌ。

ラングドックのコテコテのベタッとした重いワインだと思ったら大間違いです。
確かに、フォジェールという土地の個性である”力強さ”をベースに、ピュアな果実味とミネラルを合わせもつ、どこか“華のある”ワインです。低価格のフォジェールのワインというと、パワーばかりが目立ち、雑味やエグミを顕著に感じるワインもありましたが、それらとは確実に一線を引く、クオリティ・ラングドックです。

ディティエ氏の話
「ラングドックの現状は、生産過剰で、ワインの価格は下がりっぱなし。輸出市場で成功している作り手もいますが市場は厳しいです。多くの造り手やインポーターは、アルコリックで、重々しく大柄なスタイル、タニックなワインが上質なラングドックのスタイルと考えているようです。しかしそういったワインは、収量が多いためタンニンが熟していなくて、フレッシュさに欠けます。また酸味が低く、マロラクティック醗酵を人工的にストップしたものが多いです。充実した果実味と充分な酸が無ければ、ラングドックのワインは重い一方で、私には飲めない。充分な果実味と酸味に支えられたフレッシュさを備えたワインが私の目指すスタイルです。
※ヴィンテージ、価格、エチケット等は変更になる場合がございます。


以上のラインナップ。
隠れテーマは、『フランス、ラングドック地方を利く!!』でした。
?のフェリーヌ・ジョルダンは、ミネラリティ溢れ南仏白の鉄板として、私もお気に入りの1本。?の2000年ビッグ・ヴィンテージのプチ古酒のコスト・パフォーマンスには皆様ア然。?のジャディスは圧巻のひと言。(10年後に飲みたいです〜♪)
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。